【顧客を増やす】何をすれば良いかわからないならまずはこれをやれ!

ファッション

顧客を沢山抱えていれば、売り上げを安定させるのも問題なくできると思うんだけど、なかなか顧客が増やせない。
そもそもどうやって顧客を増やしたら良いのかわからない。

もしくは、まだアパレル販売員になりたてで、顧客が全然いないから
これからガンガン顧客、お得意様を増やして、周りの先輩たちを出し抜いてやりたい!でも、どうすれば顧客は増えるのだろうか?と

今回はそんな販売員の定番の悩みの顧客にフォーカスし、3つのポイント、誰にでも簡単にできるポイントを紹介します。

その前に、

そもそも貴方に取って顧客とは何でしょうか?

例えば、良く店にくるし、お買い物もしてくれるけど、会員カードは持っていないから、そのお客様は顧客ではないのか?良くお店にはくるが、購買金額は年間で10万以下だから顧客では無いのか?

顧客が多いお店で、そんな中でちらほらいるのが、すごく良く来るんだけど、殆どお買い物をしないお客様。その人は顧客?

そこまで重要では無いですと思いますけど、自分がどんな顧客を増やしたいのか?増やしたら良いのか?を具体的にすると良いでしょう。

顧客が増えれば増えるほど(もちろん管理は大変でしょうが)楽になってきます。その楽になる日を目指して、今ちょっと頑張って見ましょう。

自分を覚えてもらう事。

自分を覚えてもらう

自分を覚えてもらう事はとても大事です。

「あのお店のあの店員さん、すごい面白い人だった」とか「すごい丁寧で大人の雰囲気あるのにまだ22才とか、若いのに…」とか
そのお店に初めてご来店したお客様、もしくは初めて接客をするお客様に対して自分をいかにアピールできるかで、その人が顧客化するかしないかが分かれます。

つまり、一番最初の接客がどれだけ印象深いものになるかで、かなり変わります。
「良い人だな。」「自分と波長が合いそうだな」と思って貰えれば再度足を運んでもらえそうですし。
「ちょっと微妙な接客だな」「なんか俺には違う感じだな」と思われてしまえばしばらくそのお店には来なくなるかもしれません。


そして自分を覚えてもらう一番手っ取り早いツールが、名刺ですね。
お店の電話番号や公式HPのURLが記載され、そして貴方の名前がデカデカと記載された
自分の名前を何の違和感もなく嫌味もなくスムーズにお客様にお伝えする事のできるアイテムです。

名刺を用意しないお店もあるみたいですが、絶対名刺はあったほうが良いので、もし「あれ、私の店って名刺無いな…」と思ったら発注しましょう。

では、なぜ自分を覚えてもらう事が顧客を増やす事に繋がるのか?

お客様はお店に行く時、できれば知っている人がいる方が、お店に入りやすいものです。私も良く言われますが、『店の外からマスオさんが見えなかったら一旦スルーします』なんて事があります。

貴方もそうではありませんか?アパレルでなくても、
例えば、バーであったり美容室であったりネイルサロンとか
自分の知っている人、覚えている人がいるだけで、お店に入るハードルがグッと下がっていませんか?

お客様にもそんな気持ちになってもらうには、自分を覚えてもらう事が大切ですよね。自分の良い接客と名前

そして2度目、3度目のご来店で、少しずつ顧客になってもらいましょう。

そんな事わかってるよって?
では、そんな簡単な事、ちゃんとできていますか?

お客様を覚えておく事。

お客様を覚えておく事

せっかく足を運んで来たのに、何だったら新作を見るついでにアナタに逢いに来たのに、アナタの反応がなんだかいまいち…

あれ、私の事覚えてない…?
そりゃそうか…アナタは毎日毎日お客様を何名も何名も接客してるから、当然と言えば当然よね、私の事覚えてないなんて…。

こうやって文に起こすと怖いですけど…
お買い物にプラスαでその販売員にアドバイス貰えたら良いなと思いながら足を運んだお客様に対して、その販売員がまるで初めて会ったかのような接客だったらちょっと残念ですよね。

そうならない為にもお客様の事は覚えられるようになりましょう。
もちろん全てのお客様を覚えるのは至難の技ですし、ほとんどの人が無理でしょうから、
・ちゃんと接客ができた。
・長く会話が続きパーソナルな部分まで聞き出せた。
・自分のおすすめしたものがかなりハマる。
の、ようなお客様くらいは覚えましょう。

どうやって覚えるのか?

お店に会員カードがあれば顧客情報を登録してもらうと思いますが、
自分だけの顧客管理ノートやファイルを用意して、お客様の特徴を記載しましょう。個人で管理するものなので電話番号や住所などの個人情報を除いたものにしましょうね。

お客様を覚えておけば、再来店してもらえた時にスムーズに対応できますし、お客様としても覚えてもらっていた安心感から、より会話が弾む事でしょう。

思い出してもらう事。

思い出してもらう事。

ここで質問です。

一昨日の晩ご飯は何を食べましたか?


思い出せましたか?オムライス?
良く覚えていますね!素晴らしい。
ではもう一つ質問ですが、


「一昨日の晩ご飯は何を食べましたか?」と質問されなくてもその晩ご飯を思い出すことはありますか?


よほど思い出深い晩ご飯でない限り二日後に思い出すなんて事、あまりないですよね。思い出したとしても晩ご飯を作る時に、「昨日はカレーだったし、一昨日はー…オムライスだったか。」くらいのものでしょう。

つまり、何が言いたのかと言うと、

あなたとお店を思い出してもらうきっかけを、こちらから作りましょう

って事です。

それはお店によって様々で、SNSだったりメルマガだったりCMだったり、チラシやDMだったり電話営業だったり、いろいろと販促物はあると思いますが、個人的にはお店から大多数のお客様に配られるものではなく、

あなたからそのお客様へと向けられた何かが良いと思います。

葉書ではなく封書にして、特別感を演出してみたり、誕生日に電話をしてみたり、
失礼でなければ何でも良いと思います。

日々の喧騒の中でアナタやお店の事を頭の隅っこの方に追いやっているお客様の思考を強烈にこちらに引っ張り出しましょう。
と、言っても、「お店に来て買い物してくれ!」と行動までしてもらわなくて結構です(してもらえたら最高ですけど)。

思い出してもらう事が大切なんです。

何度でも思い出してもらいましょう。

そうすればいざお買い物に出かける時、お店に、しかもアナタ目当てに足を運んでくれますよ。

そうすればより顧客へと近づいたお客様である事は間違いありません。

まとめ。

顧客づくりは簡単じゃない

顧客ははっきり言って簡単に増えるものではありません。しかし、顧客がいるかいないかで、その販売員の売り上げや評価、仕事での充実感もかなり変わってくるでしょう。

ですから、顧客を増やす為に何もしてないなんて販売員や、どうすればわからない販売員は参考にしてみて行動してみてください。

  • 自分を覚えてもらう事。
  • お客様を覚えておく事。
  • 思い出してもらう事。

いつの時代だって小さな簡単な事を積み上げて継続してきた人は強いですから。

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執筆者

アパレル販売員をひたすらに続けている30代
大手SPAアパレルで店長をしていたが、待遇面に不安があり、
アパレル販売員でももっとお給料をいただけるブランドに転職。
現在店舗にて販売力強化の為のマネジメントや、
ネット上での商品提案業務など行いながら、日々奮闘中。

アパレルの販売員に役に立つ情報や、日頃感じた事などを
ブログにしていきます。
2児の親バカ。

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