なーんかアイツばっかり良いお客さんに当たってる気がするな…
私は買ってくれるお客様にあたってないだけよ…!
お店の中で、自分以外の販売員がバンバン大口を出したり、ポンポン売り上げているところを見いていると、
「運が良いだけだろ…」
そう思ってしまいたくなる事ありますよね。
個人の売上なんて運次第。
それならお客さんにどんどんアタックしてやる!当たりを引くまで…!と躍起になって見たものの撃沈…
私は運が悪いんだな…
そんな風にモチベーションが下がってしまう事もあるでしょう。
それなら、運気を上げませんか?
…
胡散臭いスピリチュアルな臭いがしていますが、そうではありません。
何かの勧誘でもなければ高額な何かを売りつけたりもしませんのでご安心ください。
何故あの人は運が良いのか?
運を良くするにはどうしたら良いのか?
その事について、全く売れないどん底から店のトップ、全国上位まで駆け上がった私がお伝えします!
あなたは運も良い販売員になりたいですよね?
今からでもなれます!笑
なぜあの人は運が良いのか?
販売員をしていると、毎日のように初めてお会いするお客様を対応します。
イメージしてみてください。
あなたはファッションに詳しくないお客様です。
今、とある商業施設の、とあるショップに足を踏み入れました。
そこで、あなたに声を掛けてきた販売員は、非常に物腰が柔らかく自然な笑顔であなたの目を見て声を掛けてきました。
とあるショップであなたに声を掛けてきた販売員は、とてもオシャレではあるが、それが故に少し高圧的で、特に笑顔もなく、まるで捌くように声をかけてきました。
さて、どちらの販売員にお金を使いたいと思いますか?
おそらく前者の販売員にお金を使いたいと思うでしょう。
極端な例ですし、お客様によってはどっちでも構わない。むしろ素っ気無い感じの方が商売っ気がなくて好感が持てる、なんてお客様もいます。
しかし、お客様は販売員の小さな違いや、ちょっとした行動で相手がどんな販売員なのかを、無意識に判断しています。
「なんか嫌やな…ちょっと理由はわからんけど」と言った感じで。
人の印象は出会ってすぐに決まってしまいます。
「この人、初歩的な質問にも答えてくれそうだな」「ちょっと色々教えてもらおうかな…」
出会ってすぐにそんな風にたくさんのお客様から思ってもらう事ができれば、あなたの提案もどんどん通るようになるんです。
逆に、「ちょっと声かけるの早すぎやろ。まだそんな見てへんし。」「声小さっ…顔もこわばってるし。」なんて思われてしまったら、あなたの話なんて聞いてもらえないですよね。
「ぁ、大丈夫です。」と軽くあしらわれてしまいます。
つまり、運が良い人はお客様からの第一印象が良いということが考えられるわけです。
あなたは自分の第一印象が、お客様にとって好印象かどうかを意識したことはありますか?
もし、意識したことがないのであれば以下のことを意識してみてください。
・笑顔
・服装
・髪型
・清潔感
笑顔を世界共通の言語です。相手が子供だろうと、ご年配の方であろうと通じます。
お客様に声をかけるとき、自分の表情は大丈夫かな?と意識しながら行うだけでも変わってきますよ。
また、アパレルですからもちろん服装は外せません。オシャレであるとか、トレンドのアイテムや着こなしをしている事は大前提として。
汚れやシワはないか?ちゃんと手入れが行き届いているか?意外と見られています。
髪型もしっかりと整えておきましょう。ボサボサであったり、顔が見えないほど前髪が長かったり、近寄りがたい雰囲気であったり…髪型だけでもかなり雰囲気は変えられます。
清潔感も本当に大切です。爪が汚い、タバコ臭い、そもそも臭い、中途ハンバに髭がボーボーでオシャレではなく、単純にむさ苦しい…などなど近寄りがたい販売員になっていませんか?
本当に運がいいだけなのか?
あのスタッフは本当に運がいいだけなのかな?
え?違うんですか!?
そのスタッフは結構バンバン声を掛けています。
たくさん買ってくれるお客様に巡り合うために、どんどんチャレンジをしていくのです。
100枚に1枚、当たりの入ったくじ引きなら、100回引けば確実に当たりますよね。
200枚なら2枚、300枚なら3枚…
そしてその100枚を複数人で引いていくとなると、たくさん引いた人が当たる確率が高くなるのは理解できるはずです。
良く観察をしてみてください。
あなたはそのスタッフよりたくさんお声がけをしていますか?
もしかしたらそのスタッフの方がお声がけをしている回数多くないですか?
運と言うのは残念ながら待っていても訪れないんですね。
そもそも運良く「100万あげます」とか言われないでしょ。
すべてはあなたの行動から繋がっています。
運良く宝くじが当たった!それもあなたが宝くじを買ったからです。買わなきゃ当たりません。
運良く100万購入してくれるお客様に巡り会えた!それもあなたがそのお客様にお声を掛けたからです。
さらに言えば、そんなお客様に巡り合ったときに、きちんと対応するためにファッションの勉強をしたり、先輩や後輩の良いところを吸収して、買わないお客様を対応してもめげずに腐らず、たくさんのお客様にお声がけをしていった結果、
運良くそのお客様に巡り会えたのです。
そうやって運を味方につけて行くんですよ。
大事なこと
売上は運次第なんて言ってしまうと、
じゃぁ実力なんて関係ないじゃん!
私は運良くなりたいんだよ!
なんて言われてしまいそうですが、そうではありません。
運良く、そのチャンスに巡り合ったときに、それが大きな成果につながるのか、つなげられないのかは、その人の実力によって差が大きくなります。
100万使うつもりのお客様に巡り会えた時に違いが出てきます。
その時日々努力をして研究をして何度も失敗を繰り返してきて、実力がしっかりと身についている販売員なら120万買ってもらえるかもしれません。
しかし、「どうせ運次第でしょ」とそこそこの努力と、与えられた仕事だけをこなしていたどうでしょう?
自分の実力の向上に努めなかった販売員は100万も買ってもらえず終わってしまうと思いませんか。
仮に100万買ってもらえたとして、20万の差が生まれます。
その小さな積み重ねがやがて手の届かないほどの大きな差になっていることでしょう。
本当はそのチャンスが目の前にどんどんやって来ているのに、あなたに実力が無いばっかりに、気づかぬうちに見逃している可能性だってあるんです。
運の良い販売員になろうなんて言っておいて申し訳ないですが、
自分では運が良くなることはありません。
まわりから「運が良いよな」と言われて、初めてあなたは運がいい人になれるんです。
その時あなたは目の前のチャンスを活かせるだけの実力が身についているのかもしれません。
つまり、運の良い人になるには努力や行動が必要なんです。
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