こんにちは。
悩める販売員マスオです。
お笑い番組が大好きで、スポーツ番組は全然見ません。
さて、皆様は秋冬のお洒落楽しんでますか?
もう10月ですけど、そんなに気温も下がらず人によってはまだまだ半袖で大丈夫!って人もいるでしょう。
私のお店のスタッフにもめちゃくちゃ暑がりな方がいて、「まだジャケットは早いでしょー。」と、やたらと半袖になりたがる人もいます。
まぁ、店頭ではコートなんかも展開してるし、仕事ですから流石に半袖一枚は止めてくれと、無理矢理ジャケット着させてますが…
ちなみに私は回りの方たちより体感温度が低い為か、ニット着てジャケット羽織っていても寒い…
そして、膝が痛いです(←これは歳のせいか…)
九州では最速でウールのニット着ていたかもしれません。
と、まあこのように、人によって感じる事は全然違ってきます。当たり前です。
季節の話で始めさせていただきましたが…
売れないって決めつけてない?
先日、新作イベントの為に売場の編集を行っていました。
私の店の売場の陳列に関しては、本部からの指示が配信されますので、その内容をもとにお店の在庫状況と合わせて売場の編集を行っています。
もう10月ですからウールのアウターやダウンジャケット等も展開しております。
ただ、外の気温もそこまで下がっていないので、そんな重衣料を着る人なんていないですよね。
着てる人がいたら「うわっ暑そう…」って思うはずです。
そこが落とし穴でした…
・まだ着る人はいない=まだ買う人はいない
では、なかったんですね。
勝手に「まだ、買う人いないよ。」と判断してしまったが故に、重衣料は売場の目立たない場所に展開していたんです。
当然、通路から見てもその重衣料は見えにくい状態になります。
すると…
私の店の対面のお店でウールメルトンコートが売れているではありませんか!?
しかも、ウチと良く似た形のコートが…
マジかよ…
さらに追い討ち情報、そのお客様はお得意様ではなく、新規のお客様で10万以上コーディネートでお買い物されていたのです。
そのお店はメルトンコートやその他重衣料もしっかり見える様に展開していました。
もしかしたら私のお店で10万以上のお買い物をしたかもしれない…
なんか悔しかったです。
先入観は可能性を無くしてしまう。
売場の展開についてはバランスだったり、ブランドコンセプトだったりがあり、難しい部分ではありますので、
例えば、じゃあコート出したからって売れるか?と言うと、また別のお話ではありますので、可能性だけは持っておきましょう。
では、実際に接客をする時はどうでしょうか?
あなたのお店に、あなたのお店のブランドの雰囲気とは全く真逆のお客様が入店されました。
あなたはどうしますか?
そのお客様の雰囲気に合いそうな洋服を一生懸命探しますか?
そもそも「うちのブランドじゃ買い物しないわ、あのお客さんは。」と、接客をしませんか?
それとも、「イメチェンでもするつもりかな?」と、似合いそうな物を探しますか?
店の雰囲気と違う雰囲気のお客様=買わないお客様
ではありません。
お客様の心の中は、お客様に聞かないとわかりません。
極端な例えですが、そのお客様がめちゃくちゃお買い物するかもしれません。
もしそうだったとして、あなたが先入観を持って「売れない」と思ってしまったら、売れるもの売れなくなってしまいますよ。きっと。
8月にダウンを買う人だっています。
2月に麻のシャツを買う人だっています。
お兄系の人がトラッド系に手を出したりすることもあります。
物凄いお堅い雰囲気でスーツをビシィッ!と着ている人が物凄い派手で個性的な洋服が好き!なんて事もあります。
接客をする時は先入観を捨て、お客様と良くお話をして、そのお客様にとっての最高のお洋服のご案内をしてください。
また季節の話に戻ってしまいますが、
まだ暑いからアウターは売れないわって思っていると、本当にアウター売れないし、下手するとそれ以外のお洋服も売れなくなってしまいます。
暑いからコート着る人はいない=コートが売れない
訳ではない。
久々に悔しい思いをしたので、皆様の参考になれば…
先入観は怖いです。
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