
もうこのお店辞めたいんだけどな…
でも、私がいなくなったら、お店回らなくなっちゃうし…
なんだか気がひけるし、
アパレルは人員の流動性が高く、人手不足に悩まされているお店も多いでしょう。
事実、私もMAX3人で、平日はワンオペ当たり前のお店にいた事もあります。
なので「自分が辞めてしまったら…」と考えてしまうのも理解ができます。
いざ、「辞めたい」と思っていてもお店がそんな状態だと、実際に行動に移す事に二の足を踏んでしまう販売員は多いはず。
今回はそんな「辞めたいけど辞めれない」人に向けて現役販売員の私が背中を押す為の記事となっております。
お店の状況がどうであれ、そこにいるのが辛いのならさっさと辞めちゃいましょう。
現役でやってる奴が言う事でもないですが…良くある状況と照らし合わせて1つずつ解説していきます。
人手不足だからと辞められない優しい人へ
そもそもですが、人手不足だからお店を辞められないと考えてしまうのが良くない事ですね。
その考えの元であれば、そのお店の人員が潤う事なくこれからも不足した状態だと、あなたは一生辞める事ができません。
なので、お店の人員状況なんて気にしなくて良いのです。
人手不足はあなたのせいじゃないからね。

きっとあなたはとても優しくて責任感が強いのでしょう!
そもそも人手不足を招いたのは誰なのか?
もし自分自身が店長という立場であれば、少なからず責任があるかもしれませんが、基本的には会社の責任ですよね。
それなりに人の流動がある業界ですから、お店に人が足りないと言う状況がどうして起きてしまうことはあります。
であれば、求人広告を出すなり、ヘッドハンティングをするなりして新しい人員を確保すべきですよね。
アパレルは大手であれば、店長に人事の裁量権が全くない事がほとんどですから、尚更です。
そして、お店に人員が定着をしないのは、その店長を育てた会社の教育、何ならそんな奴を店長にしてしまった人事権も持つ人間が悪いわけです。
つまり、人手不足はあなたの責任ではないのです。
あなたが抜けてしまったらお店が回らなくなるのか?

自分が抜けてしまったらお店が回らなくなってしまって、迷惑をかけるんじゃないか?
そう考えてしまう人もたくさんいますよね。
店規模や、どれくらいの人員不足なのかにもよりますが、
一人抜けると本当に困ります。

まじで結構困るんですよね。
店長なんかは1人減るだけでもシフト作成が高難度になったり、顧客を沢山かかえているスタッフが抜けたりすると売り上げは大幅ダウンしてしまう事もあります。
お店が回らなくなってしまい、他店から毎日ヘルプを貰わないといけないお店も見てきました。
確かに、一人抜けてしまうとお店が回らなくなる事もしばしばあります。
だけど、関係ありません!
減った人員をどうにかするのは会社の仕事。
減った人員でも売り上げをどうにかするのは会社の仕事&お店に残った奴らの仕事。
あなたが気にしなければいけないのは、これからの自分の事ですよ
本当に辞めたいと思っているなら、さっさと辞めましょう。
同僚から嫌われてしまう

こんな状況の中辞めるのってなんだかみんなに悪いわ…
今まで一緒に働いてきた仲間達。
売り上げが良い時も悪い時も…苦楽を共にしてきたメンバー。
「辞めたいな…」と考えた時に「でも、周りのスタッフには恵まれた気がする…」なんてセンチメンタルな気持ちになったりしていませんか?
残念ながら、誰かが辞めた後、辞めた人間の事を思い出す事なんてほとんどありません。

ドライかもしれませんけど、意外とそんなもんですよ。
あなたの退職に対してネガティブな感情持つ人とは、その後会う事が極端に減ります。
辞めた人間に対してグダグダ言う奴も中にはいますけど、そんな奴は無視ですね。
そして、それでもあなたと関係を続けてくれる人だけが、あなたの味方ですよ。
まぁ、正直辞めた人のことなんて大抵半年もすれば忘れますから。
「周りに悪い気がする…」なんて考えても無駄ですよ。
なかなか辞めさせくれない上司もいる。
なんとなく「周りに迷惑をかけてしまうかも…」と退職に二の足を踏んでいる人も、そんな事は気にしなくて良いということは理解できたと思います。
しかしながら、あなたを引き止める上司の中には「人手不足」を理由にあなたの退職の意思を揺さぶってくる奴がいます。
と言うか、私も店長時代に言ってましたし…
そんな自分よりも立場が上の人から引き止めにあった場合はどうしたら良いのかも、お伝えしますね!

相手がどんな方法で止めにくるのか知っておく事も大事ですよね。
辞める意思は伝えたけど、なだめたれてしまった。
お店の状況に関係なく、上司に退職の意思を伝えた時、
「困るよ…お店の状況考えてよ…」なんて宥められてしまい「はい…わかりました…」と、折れてしまう人がいます。
もしこれを読んでいるあなたがそんな人ならば、本当に申し訳ない。
まじでチョロすぎです。
ちょっと強く訴えて踏みとどまってくれるなんて、楽勝だったな。
と、思われてますよ。
実際に上司は引き止める時に、強引に引き止める方法や、給与交渉、キャリア変更、キャリアアップ案、社会人としての云々かんぬん…
いろいろと考えるんです。
それがですよ。
ちょっと「人手不足で…」と言って引き留められたら、まじで楽勝だと感じます。
何度も言いますが、人手不足はあなたの責任じゃないので、「いや、勝手に困ってろし!」で一蹴してしまいましょう。
人手不足と言うことで、時間を作ってくれない上司

上司との話が全然進まない…そりゃ人手不足だからわからんわけでもないけど…
私が辞める時にいたのは「全然時間を作ってくれない上司」
実際に退職するのに本気出せば上司の承認なんて必要はありませんが、私もちょっと古い人間でしたので、一応義理は通そうかと上司との話し合いの場を設けました。
設けようとしたのですが、事あるごとにスルーをされ、無視され、LINEは既読スルーをされ、電話の折り返しもなく…
その時に「あぁ、こんな上司の下で俺は働いていたのか…」と悲しくなったのを覚えています。
もしかすると、あなたの上司もいざ退職の意思を伝えると「見ざる言わざる聞かざる」上司に変身してしまうかもしれません。
もし、あなたが義理を通したいなら、根気よくコンタクトを取っていくしかないでしょう。
すぐにでもどうにかしたい、その時はさらに上司、もしくは人事に直接電話しましょう。
それでもなかなか辞めれない人へ。
それでも会社は人員確保に必死です。
何度も言いますが、人手不足は会社の責任。
つまり、今まさに会社を離れて行こうとする人を必死こいて引き止めるのも仕事みたいなモノなんです。
そもそも色々と条件を提示してでも引き止めてくれるような会社なら、まだマシでしょう。
しかし、残念ながらアパレルの中にもブラックな会社は存在します。
そうすると、もう最終手段を使うしかありませんよね。
そう、退職代行サービスを。
彼らは退職のプロフェッショナル。
職場の上司より、圧倒的に労基法など国の定めるところに詳しい人です。
上司なんかが敵う相手ではありませんよ。
本当に速攻でスムーズに、ムカつく上司の顔を見ずに辞めるならありなサービスです。
まとめ
あなたが辞めたくなるのはあなたのせいではありません。
職場の空気や待遇、人手不足を招き放置してしまう環境、それらは全て会社の責任です。
あなたの事を会社は最後まで守ってくません。
自分を守るのは自分自身です。
辞めれずにモジモジしている時間、もったいないと思いませんか?
もし辞めれずにずるずると会社に残る未来を想像した時、自分の思い描いた未来が待っているでしょうか?
モヤモヤとした時間を過ごして成長が見込めるのでしょうか?
「お店が人手不足だから辞めれない…」と続けていると、本当に後悔します。
私は本当にもっと決断を早くすれば良かったと後悔しました。
考えてみてください。あなたが大切したいものは何ですか?
「お店の人」「会社の人」「自分」「家族」「夢」
もう1度確認してみてください。
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