アパレル販売員の行く末〜緊急事態宣言の延長〜これから生き残るには?

雑記

今あなたのお店の状況はどうですか?
どこも大体似たような状況だと思うが、私の働くお店も非常に暇です。週末だと言うのに盛り上がりを感じられない。
一回目の緊急事態宣言の中、アパレルを含め様々な業界が大打撃を受けた訳だが、ようやく戻り始めた客足も2度目の宣言により再度大幅に減少してしまいました。
前年比80〜70%なんてまだマシな方で、ブランドによっては30〜20%なんて話も聞きます。

それも、もう少しの辛抱だ…宣言が解除されれば少しは客足も復調するだろう…
と、なんとか耐え忍んでいる状況に追い打ちをかけるように緊急事態宣言の延長を検討しているニュースが飛び込んで来るものだから、「そろそろ本当にやばい…」と感じてしまう人もいることでしょう。

あなたの会社は大丈夫ですか?倒産してしまうかもしれませんよね。
私の務める会社も例外ではありません。(今の所は大丈夫のようですが、あくまでの今の所)
それくらい危機的状況がこれからも続くと考えると、「このままで良いのだろうか?」と不安になりますよね。

そこでこれから生き残る販売員になるにはどうしたら良いのか?
何もしていない、変化していない販売員は簡単に淘汰されてしまう時代がやってきていますよ。

緊急事態宣言中でも活動する販売員

これから生き残れる販売員になるには、やはり今までのようにお店の中で接客をして売上を作っているだけじゃ駄目ですよね。
お店の外、つまりオンライン上で接客をして売上を作っていく力が今後は必要になっていくでしょう。

確かに緊急事態宣言が解除をされれば、客足は復調するのだろうが、以前のようになることは非常に考えにくいですよね。今回の新型コロナの流行の中で確実にお客様の購買行動は変わったと言える。

今までオンライン上で買い物をしたことがない人も、その行為に慣れるのに十分な時間はあったわけだ。各社ECの売上好調に推移をしているようだし、二次流通としてメルカリなどのフリマアプリで個人同士のやり取りをする人もかなり増えただろう。

今まで通りのお店にいるだけの販売員ではそういった客層は捕まえる事は出来ない。
これからはそういった客層には積極的にアプローチができるようにしていかなければ、目の前の少ないお客様にただひたすらに必死になるしかなくなってしまうだろう。

会社内での役割上、オンラインに触れることが少ない販売員もいることでしょう。
しかし、今回のようなことが今後起きない保証もありませんから、今うちにオンラインの接客を勉強していきましょう。

今スタッフスタートを使い、個人で月間の売上を数百万から最高で9000万を超える売上を作り上げる販売員もいる。非常に驚きではあるが、むしろ店舗では捌ききれないほどの客数であってもオンライン上であればその心配は殆どない。InstagramなどSNSとの連動も出来、あらゆる場所から集客ができるのだから、使わない手はないと思う。
あなたが今「スタッフスタートとはなんぞや?」と思っているとしたら、ちょっと出遅れているかもしれないと思いましょう。

FACYを使いお客様に上手に商品の提案ができれば、オンライン上のやり取りでありながら、お店の売上をあげる事も可能だ。

今は便利な世の中ですから、どんな状況であってもあなたは様々なプラットフォームを使いこなし活躍できる販売員になってほしいと思います。

緊急事態宣言後、会社での未来が見えなくなってきたら。

とは言え、さらに深刻で、そもそも今の会社では販売員すら続けることが難しい人もいるでしょう。
もしあなたがそうだとしたら、転職も視野に入れなければいけません。

しかし、ファッションが好き、アパレルが好きで販売員を続けたいと感じているのであればその転職すらも難しいのが正直なところ。
新しい人材を採用することができる体力のある会社はほとんど無いでしょう。

そうなればアパレル業界外への転職、しかもこれから拡大するであろう業界であることが大切です。
その業界のスキルを習得するための勉強の時間も確保しなければなりません。
ちょっとでも転職を考えているのあれば転職エージェントの登録はしておいたほうが良いです。
アパレル業界ならクリーデンス、それ以外を網羅的に見ていくなら、リクルートエージェント、dodaがおすすめなですよ。

さらに、盛り上がりを見せる「副業」への挑戦も必要になってくるでしょう。
あなたがもし何にも挑戦をしていない状況なら、絶対に何かに取り組んだほうが良い!
メルカリで洋服を売るとか、地味だがアンケートやポイントサイトでコツコツ稼ぐとか、
金額は大きくなくたって問題ないので、
自分で稼いだたった1万円が、大きく自分を救ってくれることがあるから。

良くないのは現状を維持すること。
社会にこれだけのインパクトのある大きな変化があったのに、自分は何も変わらないんじゃ、置いていかれるのは当然のことでしょう。

会社と一緒に沈んでしまうか?それともなんとか抜け出し新しい道を歩み始めるかは、あなた次第だ。

その後のアパレル販売員がより生き生き仕事ができるように

とにかく今は一日も早く事態が収束することを願うばかりですが、祈るだけでは何も解決しないので、今、目の前にいるせっかくお店に足を運んでくださったお客様に、とにかく一生懸命になること。そして、あなたに出来ることを少しづつでも良いので始めましょう。

そうすればあなたにとって最善の未来がやってくることでしょう。

なんとか生き残りましょうね!

ファッション雑記
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執筆者

アパレル販売員をひたすらに続けている30代
大手SPAアパレルで店長をしていたが、待遇面に不安があり、
アパレル販売員でももっとお給料をいただけるブランドに転職。
現在店舗にて販売力強化の為のマネジメントや、
ネット上での商品提案業務など行いながら、日々奮闘中。

アパレルの販売員に役に立つ情報や、日頃感じた事などを
ブログにしていきます。
2児の親バカ。

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販売員のライフブログ

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