【悩み解消手順】アパレル販売員を辞めたいけど辞められない人へ

転職

退職、転職の意思を上司に伝えられない。
自分が退職をすることによって人手不足になり職場に迷惑をかけてしまうのではないか…?

今までお世話になってきた会社だから、できれば何も揉める事なく円満に退職したい。
退職に際して、様々な思いを持っていてなかなか踏み出せずにいる優しいアナタ。

今回はそんなアナタに私の経験から少しでも一歩踏み出す勇気を、力を与えたいと思います。

そこでいくつかの手順と考え方を紹介いたしますので是非最後までお付き合いください。

なお、後記しますが当ブログは国内の大手アパレル会社で販売員をしていた私の経験をもとに作成しております。
現状アパレル販売員ではない方には、もしかしたら参考にならないかもしれません。ご了承ください。

退職するなら次が決まってからが無難

私は今転職をして、割と楽しく新しい事に参加しながらのほほ〜んと販売員をしているのですが、前職ではそれなりにキャリアもあり責任のある立場ではありました。

ですから簡単には退職できないだろうと思っていました。
なので、退職の相談をすでに転職をしている諸先輩方にいろいろと相談をしたのですが、皆一様に「次が決まってから退職する意思を使えるのが一番スムーズに退職できる」と言っていました。
ですから私もまずは転職先が決まってから退職意思を上司に伝えることにしようと決めて行動をしました。

転職を機に今の職場を辞めようと考えているのであれば、まずは転職活動をして転職先が決まってから退職をしましょう。

そして、会社に迷惑をあまりかけないように退職をするのが望ましいと考えているのであれば、会社の就業規則に則って3〜1ヶ月前に退職の意思を伝え辞表の提出をしましょう。
そうやってスムーズに退職をして次のステージに進みましょう。

そんなにうまくいくのかって?

私はうまくいきませんでした。笑

おい!じゃあ参考にならないじゃないかっ!と思いますよね。

しかし私の周りの心優しいスタッフ達は次を決めずに退職意思を上司に伝えたが為に、ずるずると引き止められ結局辞めたいのに辞めれない状態になっていますよ。
お前、まだ辞めてないのかよ!って奴がいます。

私がうまくいかなかった内容としては、そこまで円満では無かった…と言ったところです。
少し揉めましたから。

ただ!何が言いたいのかと申しますと、
【次が控えている】という明確な理由があれば、もちろん上司に納得してもらいやすいと言う側面もありますが、「辞めたい」ではなく「辞めなければいけない」と言う思考に変える事ができるのが最大のメリットになると言う事です。

そもそも円満には辞めれない

残念ながら円満に辞めれるケースはそんなに多くないです。

最近耳にするのが当たり前になっている退職代行サービスですが、そもそも日本の社会が退職が円満にできる社会であれば、そんなサービスなんて生まれないんですよね。
退職代行サービスが流行しているのは、会社は辞めるのがそんなに簡単じゃないからです。

私の話をさせていただきますが、私は転職活動を11月に始めてから5月の末に退職しました。
退職の意思を上司に伝えたのは2月上旬で、3月末には退職をさせていただきたい旨をお伝えしました。
しかし、退職をできたのは5月末でした。

私は責任者でしたから、上司に報告をした後、次の責任者への引継ぎや顧客様の告知、担当者変更など私の残せるものをちゃんと残して会社を去りたかったのですが、本当に全く上手くいきませんでした。

上司からは「別の日にちゃんと時間を作って話をしよう」と言われては話を先延ばしにされ、部下、お客様への告知もできず、何度も何度も考え直さないかと引き止められ…

給与についても話をしました。
「次の転職先ではこれくらいの年収になります。もしその年収以上の待遇にしてくれますか?」と。
「考える」と言われても引きませんでした。「確約していただけないのであればこれ以上話を先延ばしにはできません」と。

そう言ったことを繰り返して、私の退職の意思が硬い事を上司に理解してもらい漸く退職にこぎつけ、部下に報告をしてお客様にも告知をして、何とか何とかギリギリ全ての引継ぎをしました。

全ての方がそこまで大変ではないかもしれませんが

ある程度の覚悟をもっていた方が良いでしょう。
「円満はおそらく無理だろうな…」と。
「正攻法ではすぐには辞めれないだろうな…」と。

転職代行サービスの画像

会社はアナタの人生まで背負ってくれない。

私は前職10年近く勤めていましたから、それなりに思い入れがある会社でした。自分の近いところでのメンバーには恵まれていましたし、お世話になった先輩もたくさんいましたし、それなりにお得意様もいました。

だけど、彼らは私の事を守ってはくれません。
彼らは貴方の事を守ってくはくれないのです。

辞めてしまうのは、迷惑をかけてしますみたいで、申し訳ないと思っているかもしれません。
自分が抜けてしまった後、その穴埋めはどうするのだろう…とか考えてしまうかもしれません。

だけどそんな事考える必要はありません。
貴方がいなくなってできた穴を埋めるのは貴方ではないです。
その会社です。

ドライな考え方かもしれませんけど、これから去っていく会社のことを考えるより、
(転職であれば)これからお世話になる会社の事を考えた方が良いです。
これから貴方に投資してくれるのはその会社ですから。

そしてそれでも貴方との関係性を継続してくれる仲間がいれば、その関係だけを大切にしましょう。

退職に対する知識を身につけよう。

退職に対する制度をどれくらい知っていますか?
正直、私はいざ「転職をしよう」と思ってから色々調べたので、
ほぼ無知でした。

従業員には職業を選ぶ自由があり、
会社は従業員が退職を望むのであれば、そもそも止める権限をもっていない

2週間で辞められる。

辞表を強制的に受け取ってもらう手段がある
etc…

何気に従業員はしっかり守られているんだな。と感じましたし、
その知識を身につけることによって、勇気も湧きます。

無知はやはり損です。

知っていれば有利に運ぶような事でも、無知が故に不利になり、失わなくても良いものまで失ってしまいます。
「どうしたらいいんだ…」と悩むなら勉強しましょう。
知識は武器ですよ。

最後はアナタの気持ちが大切。

強い気持ちを持ちましょう。

自分の人生をもっと豊かにしたい!
もっとキャリアアップしたい!
キツイ!辛い!楽しくない!

とにかくもうこの職場にはいられない!

そうやって自分を奮い立たせて自分と向き合えば
きっと最良の道が開けると思います。

アナタを救えるのは最後はアナタ自身ですから。

時には何かと激しくぶつかりあうことも必要になってきますから。
頑張りましょうね!

もし貴方がアパレル販売員で、転職を考えているなら。

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執筆者

アパレル販売員をひたすらに続けている30代
大手SPAアパレルで店長をしていたが、待遇面に不安があり、
アパレル販売員でももっとお給料をいただけるブランドに転職。
現在店舗にて販売力強化の為のマネジメントや、
ネット上での商品提案業務など行いながら、日々奮闘中。

アパレルの販売員に役に立つ情報や、日頃感じた事などを
ブログにしていきます。
2児の親バカ。

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