アパレルのアプローチ(声かけ)は早い方が良い?どっちなの?

ファッション

アパレル業界あるあるの一つで、販売員さん(特にまだ販売員になりたての人)の悩みの種の一つが、

アプローチは早くした方が良いのか?問題… なんですよね。

と、言うことで私なりの考え方ですが、もし悩まれていたら参考になれば幸いです。


何故アプローチを早くするのか?


もう、何年も何年も擦られ続けてきた問題で、結局早い方がいいの?と答えを求め続けてますよね。

その店の店長の考え方によっては、「即効でお客様に声かけしろー!」と教育している店もありますし、私もそんな風に毎日言われて働いていた時期もありました。

さらには、お客様が入店されたら即効で声かけ出来るように、店の入り口付近で待ち伏せするような立ち位置にいることを指示される事も…

店の規模や、ブランドコンセプト等の違いがありますので、全ての販売員に当てはまるとは思いませんが、

同じような経験をされた販売員は多いんでは無いでしょうか?そして、今まさに同じような指示を受けている販売員がいらっしゃると思います。

そこでやっぱり疑問ですよね。

何故、アプローチは早い方が良いと言われるのか?

これにはこの業界の昔の栄光にすがるような習慣があるのだと思います。

若い販売員さん、私も含めて経験をしていませんが、昔はとーっても良い時代だったみたいですよ。

そう、接客すればガンガン売れる時代があったのです。それはアパレルに限った話では無く、いろんな物販、小売は、それはもうウハウハの時代があったのです。

これは私のいた会社の昔の話で、マジらしいんですけど、
接客をして商品をいくつかご提案して、「ちょっと考えます」なんて言われた日には、
スタッフ「え?ここに出した商品どうすんですか?」なんて超ー上から接客できていたらしいですし、

酷いときはお買い上げいただけず、そのお客様が隣の店に入ろうもんなら、隣のお店にまで紹介持っていって売ってたとか…
お客様追いかけて駐車場まで行ったことあるとか…

つまりそれでもガンガン物が売れた時代だったんです。そんな時代を経験したアパレル業界だから、アプローチは早い方が良いと言われるのです。

今じゃ考えられないですよ。

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結局早い方がいいのか?の答え。


結論ですが、

その店のお客様層に合わせろ!ですね笑
そしてもっと細かく言うと、ご来店されるお客様に合わせろ!ですよ。

いやいや、それじゃあ答えになってないですよと言われそうですが…

お客様の歩くスピードや目線、動き方、一人で来ているのか、数名で来ているか?時間帯によってもアプローチのタイミングは変わってくるものです。

たとえば、割りとスピードを持って入店されキョロキョロしていれば、何かを探しているので可能性が高いので、早めにアプローチをしてお客様の必要な物を確認したほうが良さそうですよね。
店頭に展開していない商品を探しているかもしれませんから、アプローチせずに出ていかれてしまうと機会損失になります。

逆に、後ろ手に組んでゆっくりと店内を見て回っているお客様は、「何かないかなー?」とか「へぇ、こんな感じが今年の流行りなのかなー?」とか思いながら見てる可能性があるので、そこで即効でアプローチすると「いやいやまだ何も欲しがってないから。そんながっついて来んなよ…」と、思われてしまいそうなので、とりあえず様子を見てみたり。

ケースバイケースである事はわかってもらえたと思います。

ただ、ゆっくり商品見たそうなお客様に対しても
「店長が即効で接客しろってうるさいし…」
「接客を監視されてて即効で声かけしないと怒られるし…」
なんて悩みもあると思います。

強い心を持って断固拒否!自分のスタイルを貫きますから!
みたいに言える人ばかりではありませんよね。

そんな時は
ダメかもしれませんが…
なるべくお客様がストレスに感じないアプローチを心がけてみましょう。

アプローチについて別の投稿もしているので、是非覗いてみてください。↓

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執筆者

アパレル販売員をひたすらに続けている30代
大手SPAアパレルで店長をしていたが、待遇面に不安があり、
アパレル販売員でももっとお給料をいただけるブランドに転職。
現在店舗にて販売力強化の為のマネジメントや、
ネット上での商品提案業務など行いながら、日々奮闘中。

アパレルの販売員に役に立つ情報や、日頃感じた事などを
ブログにしていきます。
2児の親バカ。

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販売員のライフブログ

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