ワクワクドキドキしてもらえてますか?お客様に楽しんで貰える販売員の特徴

ファッション

インターネットの急速な発展に伴い、お客様のお買い物の仕方も非常に多様化していますよね。

色んな店を、自身の足で見て回り、気になるお店があれば入店し接客を受け(たり受けなかったりして)、気に入ったものがあれば購入をする。

もしくは、そのお店で気に入ったものをECサイトで購入したり、似たデザインの物をググって購入したり、ググって見つけた物を実際にお店に行って確認して購入したり、お店に行かずとも購入したり、

お客様が商品を購入するまでの、仮にそれをゴールとするならば、その道のりには沢山の道が用意されていて、お客様はそのどこかの道を選択をしてゴールへと向かいます。

そのお客様がどの道を選択するのは自由です。ですけど、

実店舗で働く我々販売員の希望としては、やはりお店まで足を運び実際に商品に触れると言う選択をして欲しいと思いますよね。

思わない?

私は思います!

では、お客様にその選択をしてもらう為には?こんなにECが進化している中で、その選択をしてもらうだけの何かをお店に見出してもらうには?

やっぱりお客様に楽しんんで貰う事が大切ですよね。

そのお店に行くのが楽しみになるような、ワクワクドキドキするような、そんな気持ちになって貰えれば、お客様はネットでポチるも良いけど、お店に行って買おうかなって思うんじゃないかなと。

そしてお店に行く楽しみを提供できるのは、お店で働く販売員にしかできないことだと思います。

お客様がお店よりECを選択する理由

なかなか個人的見解モリモリですけど、

これからテクノロジーの発展に伴い、世の中はどんどん便利になっていきます。ECサイトだって例外では無いでしょう。今よりもっともっと便利になります。

よりリアルに商品が見れるようになり、サイズ計測はより正確になり、自分に似合うのお洋服はどんなお洋服なのかがわかるようになり、膨大な情報の中から自身の求めているモノ、コトをよりスピーディに手に入れる事ができます。

と、言うことでお客様がECを選択する理由として、

まずは単純にすごく便利だから!っていうの挙げられますよね。

今はいつ、どこにいても、商品を探す事ができるし、どんなに忙しくてお店が閉まってしまう時間帯でしか自由に動けない人でも失敗を恐れずお買い物はできます。お客様にとってはとても便利でいい時代ですよね。

ブランドとしても今まで忙しかったり遠くに住んでいたりしてお店に足を運ぶ事が困難なお客様層に向け商品を提案する事ができるし、安心してお買い物ができる環境がそこには存在していて、ご購入して貰えれば売上を新たに生み出す事ができますから、とてもいい時代ですよね。

そして、このようなお客様はまだ【EC≦お店】くらいに思ってもらえてる気がします。

お店に行けるんだったらお店に行くし、お店に行けない時はECで買うし。ってな具合に。

そしてECを選ぶ理由として挙げらる事にこんな事も言われてますよね。

店に入るなり、即効で声を掛けてきて、聞きたくも無い話を延々と聞かされ、見りゃわかる様な事をさもセールストークのように語り、グイグイ商品を押し付けてくる…

接客がうぜぇ。商品をゆっくり見る事ができねぇ。

と。

なかなか耳が痛いですよね。でもこれが現実だし、テクノロジーの発展に合わせ今まで仕方無くお店でお買い物をしていたお客様層は一気にECに流れて行くことでしょう。

わざわざ店に行く必要ねぇじゃん。ネットで買う方がいちいち店員の話聞かなくて良いし、ゆっくり選べるし、ってな具合にね。

そうなったら、店舗は必要がなくなり、それに伴いそこで働く販売員は必要が無くなりますね。

そんなの嫌じゃ無い?

でも、お客様がECに流れて行く理由を我々販売員が作っているなんて、なんて皮肉な事でしょう。

ECでは体験出来ないお客様が楽しめる事

ECで体験出来ない事と言えば、

商品の色合いの確認だったり試着してサイズの確認だったり…まぁ販売員とのコミュニケーションだったり、全く知らなかったブランドや商品との出会いだったり、

色々とあるとは思います。だけど時代が進むにつれて、店舗でしか体験出来なかった事がECで体験できるようになる。今まで店舗で楽しめた事が新たな技術によってECで楽しめるようになる。

そうやって時代はどんどん移り変わって行く。今の正解が今後5年後、10年後通用するかどうかはわからない。

ただ、今売れている販売員はやっぱりECでは提供出来ない楽しみをお客様に提供出来ていると思うし、

どうすればお客様がお店で楽しくお買い物ができるのか常に考えて実行ができ、新しい楽しさを作り出そうと頑張って楽しんで努力してる。

一生懸命、生地の事や色の事やブランドの事や、ファッションに関わる様々な情報をインプットして、それ以外にも今のお客様がどんな事に困っているのか、興味があるのか、どんな気持ちで買い物をしているのかを考えて。

売れる販売員って結局そうゆう人なんだと思います。

ファッション接客
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執筆者

アパレル販売員をひたすらに続けている30代
大手SPAアパレルで店長をしていたが、待遇面に不安があり、
アパレル販売員でももっとお給料をいただけるブランドに転職。
現在店舗にて販売力強化の為のマネジメントや、
ネット上での商品提案業務など行いながら、日々奮闘中。

アパレルの販売員に役に立つ情報や、日頃感じた事などを
ブログにしていきます。
2児の親バカ。

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販売員のライフブログ

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