売れない…不調だ…そんな時に超簡単に見直せる3つの事。

ファッション

店頭で販売業務をしていると、ほぼ必ずと言っていいほど、スランプに陥ってしまう事があると思います。

いや、俺(私)はスランプになんてなった事ないわ。ずーっと売れっぱなし!

なんてお方はその秘訣、こっそり教えてください…

ただ、割と多くの販売員が『なんか売れんなぁ…最近。』みたいな事があるんではないでしょうか?実際私マスオもスランプに陥ってしまい、月間の売り上げがめちゃくちゃ悪くなってしまう事もありました。

そんな中でもここ数年は安定してまして、もちろん単日であんまり売れない日はあったりしますが、月間、年間通して売り上げを落とす事はなくなりました。

なので、今回は最近売り上げが芳しくなくて、ちょっと悩んでいる販売員にめちゃくちゃ簡単に改善できる3つのポイントを紹介させて頂きます。

それではいきましょう!

1,まずは表情でしょ!

1つ目のポイントは『表情』ですね!

販売員やってれば表情が大切だなんて、耳にタコができるくらい聞いてますよね?

館主催の接客ロープレやら、講習会やらで、何度も円グラフを見せられ『表情が人に与える印象は○%だから〜』みたいな話は聞いた事があると思います。

今のあなたの表情を振り返って見てください。売れないからと、やる気のない表情になっていたり謎に不機嫌な表情になっていたり、売らなければいけない!と鼻息荒く血走っていませんか?
そんな奴の接客を誰が受けたいと思いますか?そんな面してたらお客様は逃げてしましますよ。

接客受けたくない…面倒臭い…と思うお客様が増えているこんな時代に、それでも店に足を運んでくれたお客様に対してそんなイカつい表情で接客なんかしたら良くないですよね?

ニコニコしていろ!とまでは言いません。普通の表情をしている事が大事だと思います。 
ほんの〜り口角が上がっているくらいが自然だと個人的には思ってるのですが、無表情でなければOKだと思います。

お客様だけではないと思います。同じ店で働く同僚、上司、部下が、無表情だったりやる気の無い面していたり、不機嫌そうな顔していたら、単純に嫌じゃ無いですか?
表情って何気に見られています。

『あー、そういえばあんまり良い表情してなかったなぁ』と、思い当たる節がございましたら、是非改善してみてください。

笑う門にはなんとやら…ですかね。

2,目を見て会話していますか?

2つ目のポイントは『目を見て会話する』ですね!

まぁこれもとっても当たり前のことではあるのですが、お客様を接客させて頂く際にちゃんと目を見て接客していますか?ってこと。

売れずに焦っていたり、売ることに固執して「この商品はサイズが無かったからこっちの商品に切り替えして〜」とか、「これとこれ売ったらいくらになるなぁ」とかお客様に関係の無い事を考えていたりすると、意外と目を見ずに接客していたりします。

ちゃんと振り返ってみてください。ちゃんと目を見て会話できてますか?視線を外して、お客様のその日のコーディネートを見て、好きそうなテイストや、合いそうなサイズ感ばかりを考えたり、接客を始めた商品に対してのコーディネート提案に夢中になっていませんか?

そうするとお客様からすれば、
「こいつ、俺(私)の話聞いてるのか?」と、その販売員に対して不信感を覚えてしまったり、あなたが一生懸命に商品説明をしても、「いゃいゃ、誰にそれはおすすめしてるの?」と折角の商品説明もお客様に届かなかったりします。

でも、お客様の目をしっかりと見て接客をする事で、ちゃんと話を聞いてくれていると思ってもらいやすくなり、こちらの質問に対してしっかりと返答をもらえる確率が上がり、その事によって的確に商品提案ができ、お客様からの返答に対しての提案だから、商品説明も聞いて頂きやすくなり、

納得してもらいやすくなります。目は口程に物を言いますから。

3,喋りすぎは禁物 商品の説明しすぎてない?

3つ目のポイントは『商品説明はしすぎない』事ですね。

過去記事でも触れた事はありますが、売れていない時は「売らなければいけない!」と一生懸命に商品説明をします。その商品の良いところを、それこそ重箱の隅を突くかのようにすげぇ細かい所まで説明してます。

ぶっちゃけその量の説明、必要ですか?
極端かもしれませんが、

「この◯◯良いですよねー!僕も持ってるんですよね!この商品は◯◯産の糸を使ってるので、すごく柔らかくて軽くてー、そして今年のトレンドカラーなんですけど、やりすぎて無いのですごく使いやすいんですよー。形もすごく綺麗なんですけど、背中のここのカッティングにすごくこだわっていて、スタイルアップできるんですよ!裏地もキュプラなので、着心地も滑らかなんですよねー!」
「あ、はぁ…」
「ちなみにここのブランドは19XX年創業の老舗ブランドなんですけど、元々◯◯を作っていて、だから◯◯がすごい得意なブランドなんですよ。あの(世界のメゾンブランド)でも使われているくらいのブランドなんですよ!で、ですね、特に今回のこの◯◯は△△って言うモデルなんですけど、このモデルは他のモデルと違ってXXXの部分がより現代的にアップデートされてるんですよ!」
「はぁ、そうなんですか。カッコいいですね。」
「良かったらご試着してみられませんか?」

「ぁ、いや、大丈夫です。考えます。」

ってな具合にマシンガントークをかまして、めちゃくちゃ喋るのに売り上げが全然上がらないと言う、効率の悪い事やっていませんか?

お客様が本当に欲しい情報ってなんですかね?
それを接客の中でしっかりと見出して、必要な情報を提供して差し上げる事が大事だと思いますよ。喋りすぎはうざがられますから。

沈黙は金、雄弁は銀…ってか。

誰にだってスランプはあると思う

そりゃ売れない日だってあるし、売れないシーズンだってあるし、
人によってはセールが苦手だったり、春物が苦手だったり、冬物が苦手だったり
売れ続けるってのは多分めちゃくちゃ大変の事だと思いますし、
きっとそんな人は一握りでほとんどの販売員が浮き沈む売上に一喜一憂しているんだと思います。

だから、無駄に悩み続ける事はないと思います。
現状を打破しようとする気持ちは大事ですが、どうすれば良いんだ!?と悩み続けるのであれば、いろいろと挑戦してみて、自分の中で上手くいった行動や事例をルーティーン化していけばいいと思います。そうすれば少しずつ安定していくはずです!

良かったら参考にしてみてくだいね!

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執筆者

アパレル販売員をひたすらに続けている30代
大手SPAアパレルで店長をしていたが、待遇面に不安があり、
アパレル販売員でももっとお給料をいただけるブランドに転職。
現在店舗にて販売力強化の為のマネジメントや、
ネット上での商品提案業務など行いながら、日々奮闘中。

アパレルの販売員に役に立つ情報や、日頃感じた事などを
ブログにしていきます。
2児の親バカ。

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