売れる販売員は何故かいつも余裕があって、その日の売り上げが厳しくても涼しい顔している事がありますよね?
それは焦っても意味がない事を知っているからです。
今回はその理由についてお話をさせていただきます。
なかなか売り上げを上げれなくて、焦ってしまって、なんだか心が安定しなくなってしまう販売員はたくさんいらっしゃると思いますが、
焦ったって意味がないんだよ、と言う事をその理由をもとにお伝えしたいと思います。
頑張っても売上が悪い日はある事を知ってる。

どんなに頑張ったって、どんなに祈ったって、売り上げが取れない日はあります。
一度や二度、いやそれ以上にあるあるだと思いますけど、
売り上げがすごく厳しい日に
「誰かお買い物する気満々の人来ないかな」とか
「ここからここまで…みたいな金持ち来ないかな」とか
ある訳ないようなことまで望んでしまって、結局全然売り上げれず1日が終了してしまうような事
ありますよね?
でもそれって結局自分の力ではどうにもならない事の方が多いので、無駄に疲弊してしまうんですよ。
運みたいな要素もあるので落ち込むべからず
どんなに頑張っても売り上げが取れない!
そして真面目な販売員ほど自分を責めてしまいます。
自分の接客が良く無かったんじゃないか?と。
でも、
入店客数以前に、入館客数が非常に少ない。
入店されたお客様のニーズに合うものがお店に無い。
接客するお客様の購買マインドがそもそも下見ばかり。
いろいろと理由はあります。
もちろん自分でどうにかできる、どうにかしなきゃいけない事はありますが、
上記の例は自分の力ではどうにもならない事ですよね。
タイミング悪く…
自分が一生懸命接客している間にふらっと入店されたお客様が、
なかなかの短時間で、そこそこのお買い物をして、自分の接客が終わる前に帰っていく。
そして自分のお客様は何も買わずに帰っていく…
そんな事も結構あるあるだと思います。「何で私の接客では買ってもらえないのか」と落ち込んでしまう事もあるでしょう。
でもそのふらっと入店したお客様も買うのかどうかはわかりません。たまたまその時お手隙だった販売員が対応しただけです。
もしかしたら、貴方が接客をしていた方がもっともっと沢山買っていたかもしれませんし、もしかしたら貴方からは全然買ってもらえなかったかもしれません。
結果的に沢山購入してもらっていただけていますが、貴方の実力は全然関係ないですよね。
落ち込む理由がないです。
自分の力が及ばない事を明確にしていく。
売れる販売員は自分の力が及ばない事に関して言えば結構ドライです。
一部体育会系アパレルでは「お客様が少なくて…」なんて言い訳も言えない事もしばしばありますが、
実際にお客様が非常に少なくて予算が取れなかったのが事実であれば、
事実として受け止め、さくっと気持ちを切り替えてます。
こんな言い方が正しいのかわかりませんけど、
お客様が来ればガツンと売上取れる自信があります。
ただバランス感は大事。売上が悪かった事を誰かのせいにしたりしません。
誰かのせいにするのはやめましょうね。
今ではなく未来の事を考え準備をしている。

売れる販売員は「今」ではなく、明日や明後日、3ヶ月後や半年後、1年後と未来を見ています。
そして「今」できる事を探して「未来」の売り上げに繋がるようにしています。焦って「今」だけをどうにかしようとはしていません。
顧客様が多い
売れる販売員は顧客様が多いです。私の周りの売れる販売員も顧客様が非常に多い方がほとんどです。
顧客様は1日でできるものではありません。よほど波長が合う人でなければ。
売れる販売員は自分の顧客様から信頼を得る為に、また新規顧客開拓の為に、日々様々な事に取り組んでいます。
商品の入荷状況を確認して、顧客様のお好みのものであれば連絡したり、
1週間前に対応した新規のお客様にアフターサービスしたり、
そうやって顧客様を増やしていく事で、
たとえその日が売り上げ悪くても、ちゃんと取り返す算段を立てる事ができます。
情報を仕入れている
ぶっちゃけ暇な日ありますよね。自分のすべき業務も終わってあとは販売するだけ!みたいな日。
そんな日は何かしら情報を仕入れています。
未来に繋がるような情報です。
先ほどの入荷状況の確認もそうですし、例えば週末の天気を確認して売れ行きの良くなりそうな商品の販売のシミュレーションをしてみたり、
常に未来の為に行動しているので、「今」の売り上げに固執していません
〜まとめ〜とにかく自分のできる事を探す。
売り上げが悪い日は絶対にあります。
どんなお店だって、売れない日はあります。
そんな時に何をするかで、売れる販売員になるか、何も変わらない販売員になるかの分かれ道になるのではないでしょうか?
焦ってしまったり、落ち込んでしまったりしても、貴方の力ではどうにもならない事がこの世界には沢山あります。
売り上げが悪かった、そんな日には
・自分の力でどうにかできる事だったのか?
・今自分にできる事は何なのか?
・その結果として何に繋がるのか?
を、考えてみましょう。
おさらいですが、売れる販売員は、
頑張っても売り上げが悪い日がある事を知っている。
運もあります。たまたまタイミングが悪い事もあります。
そして、
今ではなく未来の事を考え準備している。
顧客様の信頼を得る為、新規顧客開拓の為、「今」に固執せずに。
今貴方が日々の売り上げに悩んでいるのであれば、
すぐに結果を求めずに3ヶ月後、半年後の為に行動してみてはいかがでしょうか?
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